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発送作業のメリットとは?よくある課題や対応範囲を紹介

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投稿:2018/07/06 更新:2024/11/19

 

商品の売り上げが増えて収益が上がることは企業としてとても嬉しいことです。

しかし、商品の売り上げが増えれば増えるほど、発送業務が煩雑になってしまいます。

 

せっかく商品がたくさん売れても発送業務が滞ってしまうと、顧客満足度が低下し、リピーターをつくる機会の損失になってしまいます。

 

企業として右肩上がりの成長を遂げるためにも、発送業務はとても重要です。

そこで、この記事では発送業務によくある課題と、それを解決するための外部委託のメリットについて紹介します。

 

■困った!発送業務の課題

発送業務の課題として真っ先に挙げられるのが「発送業務にかかる人件費」です。

 

発送業務は出荷作業においてとても重要度の高いものですが、商品やサービスを扱うことを本業とする企業にとっては付加価値を見出しにくいいものです。

 

効率的な出荷作業が行われていることが理想ですが、中小企業の多くはそのようなノウハウを持っておらず、苦戦しているのが実情です。

 

一つミスが生じるとそのミスをカバーするための工程が発生し、人件費が無駄にかかってしまうなど結果的に非効率な作業になってしまいます。

 

また、「商品の保管費用」などの課題もあります。

資本的な体力がそれほどない企業にとっては保管料が大きな出費になっているケースも少なくありません。

 

その他、適切な在庫管理や出荷体制が取れていない場合発送に遅延が生じ、企業やブランドの信頼の低下につながります。

商品の材質や形状によって適切な梱包ができていない場合、商品が欠損しクレームを受けることもあります。

 

このような課題をすべて自社で解決することは難しく、多くの時間と労力を必要とします。

そこで課題を解決する一つの方法として発送業務のアウトソーシングについてご紹介します。

 

■発送業務委託のメリット

 

発送業務をアウトソーシングすることで得ることのできるメリットは大きく分けて3つあります。

 

1つ目は「業務の効率化によるコストの最適化」です。

 

一般的に自社で出荷作業を行っているケースと、外部に出荷作業をアウトソーシングしたケースのコストを試算すると、トータルで後者の方がコストを削減することができる可能性が高いと言われています。

 

理由としては、人件費の流動費化、業務効率化による作業の生産性向上などが挙げられます。

その他これまで使用していた倉庫に発生していた賃料、水道光熱費、火災保険料などの削減、などもコスト削減につながります。

 

2つ目は「ミスの減少」です。

 

物流のプロに出荷業務を委託することで誤出荷などのミスを減らすことができます。

また、適切な作業マニュアルを作成することで、ミスの防止はもちろん作業生産性の向上も期待できます。

 

ミスを減らすことで物流品質が向上し、誤出荷が減ると顧客満足度の上昇につながり、結果的に企業やブランドの信頼度の上昇、イメージアップに寄与します。

 

3つ目は「コア業務への集中」です。

 

出荷件数が増えていくと、比例して出荷作業の割合が増えていきます。

出荷作業が増えていくと本来注力したいコア業務である商品開発や販促活動などの「モノが売れる前の業務」へ割くことのできる時間が減り、

「モノを売った後の業務」の割合が増えてしまいます。

 

出荷業務をアウトソーシングすることで、商品開発・販促活動など本来力を入れたい業務に時間、人員を割くことができます。

 

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■発送以外も!アウトソーシング可能なバックヤード業務

アウトソーシングできるのは発送業務だけではありません。

入荷から発送まで出荷作業に必要な業務のほぼすべてをアウトソーシングすることが可能です。

 

一般的なECサイトの出荷業務におけるバックヤード業務はまず「入荷検品」から始まります。

入荷検品とは仕入れた商品を荷受けした際に、数量や外観のチェックなどを行う作業です。

 

入荷検品を行ったら次に「流通加工」を行います。

仕入れた商品をスムーズに販売するために値札やタグ付け、袋詰めなどを行う工程です。

流通加工を施した商品は倉庫で保管および在庫管理を行います。

 

その後、ピッキング、梱包、発送までが一連の出荷業務になりますが、

ECサイトの運営において必要な「商品の撮影」「受注処理」「お問い合わせ対応」などの業務までアウトソーシングできる物流会社も増えてきています。

 

また、物流会社の多くは「在庫管理システム」を導入しており、入荷から在庫の管理、出荷においてシステムを用いた正確でスムーズな対応が可能です。

 

出荷業務のアウトソーシングを検討する場合は「どの業務がアウトソース可能なのか」を一つの判断材料にすることをおすすめします。

 

■まとめ

 

ECサイトの運営と発送業務は切り離すことのできない関係です。

自社だけで課題を解決しようとすると、費用や人的リソースなども観点から難しい場合が多く、そういった場合はアウトソーシングを検討することも一つの選択肢です。

 

発送業務のアウトソーシングには人件費の流動費化などのコスト最適化や物流品質向上による企業イメージ、ブランドイメージの向上、業務負担の解消によるコア業務への集中など様々なメリットがあります。

 

その他にも当初想定していなかったような副次的なメリットも多数存在するため、発送業務に課題を感じている場合はぜひ一度アウトソーシングを検討してみてはいかがでしょうか。

 

 

 

 

 

 

 

 

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