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要チェック!物流会社の選び方のポイント

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投稿:2018/07/06 更新:2023/08/29

 

物流業務を外部に委託する物流アウトソーシングを利用する企業が増えています。コア業務に経営資源を集中できたり、物流を効率化できたりするメリットがあるからです。自社でも利用したいと考えているけど、どこの物流会社を選べばよいのか分からないという場合もあるでしょう。会社ごとにいろいろな違いがあるので慎重に検討しなければなりません。そこで今回は、物流会社を選ぶ際にチェックすべき3つのポイントについて説明します。

■チェックポイント1! 立地

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物流会社を選ぶとときは、最初に立地をチェックしておきましょう。立地によって物流の効率は大きく変わるので注意しなければなりません。いくら入庫や出庫がスムーズでも、運搬に時間がかかるとトータルでは効率が悪くなってしまいます。運搬にかかる時間を大きく左右するのは物流の経路です。委託した場合を想定して、工場や取引先との経路がどのようになるのか確かめてください。特に、高速道路や主要道路を通る経路を確認することが大切です。それ以外の道路が経路の多くを占めていると、同じ距離であっても時間がかかりやすくなります。

取引先との位置関係によっては、経路に陸路以外が含まれることにも要注意です。運搬に航空機や船舶を使用する場合は、空港や港との距離を考慮する必要があります。海路や空路を陸路に接続する利便性を高めるには、なるべく空港や港に近い場所を選ぶのが望ましいです。さらに、緊急の出荷にもすぐに対応できる立地であるのか考えましょう。物流倉庫のスタッフを集めやすい場所にあると、想定外の出荷作業が必要になった場合もスムーズに対応してもらいやすいです。ニーズの高まる時期が読みにくい商材を扱うような場合は、特に気にしておく必要があります。

■チェックポイント2! 保管方法

商材の保管も物流における重要な要素の一つです。そのため、保管方法についてチェックしておくことも欠かせません。たとえば、温度管理が適切でないと、商材の状態が変化する可能性があります。特に医療品や食料品は一定の温度に保っておかないと、劣化によって商品としての価値がなくなりやすいです。劣化に気付かず出荷すると、クレームや返品の対応に追われかねません。したがって、温度管理をどのような方法で行っているのかを確かめておくことは非常に重要です。クラウド上でリアルタイムに管理する方法などがあります。

在庫管理の方法についても確認しておきましょう。在庫を抱えすぎるとコストがかかりますし、少なすぎると注文が増えたときに機会損失を招いてしまいます。そのため、出荷や入荷の正確な情報取得や、商材が置かれている場所や在庫数の明確化など、適切な在庫管理を行わなければなりません。信頼できる方法を確立している運送業者を選んでください。また、ガラス製品や精密機器など壊れやすい商材を扱う場合もあるでしょう。したがって、入庫から出荷までのオペレーションが、商材に対して問題ないことを確認するのも忘れてはいけません。

■チェックポイント3! サービスの内容

サービスの内容は物流会社によってさまざまです。自社に適したサービスがあるかどうかをチェックしましょう。たとえば、商材をラッピングしてくれるサービスがあります。ギフトなどが商材である場合は、自社でラッピングをせずに済むのは労力の大きな削減になるでしょう。また、業種が製造業なら、流通加工のサービスのある物流会社を選ぶと便利です。組み立てなど一部の加工を物流の段階で行ってくれます。カタログを商材に封入する作業や商材に販売用のタグを取り付ける作業など、サービスの種類はさまざまです。どういうサービスが自社の業務の効率化に役立つのか考えてみてください。

また、柔軟性があることも確かめておいたほうが良いです。物流のシステムが確立していると頼もしく感じるでしょう。しかし、システムが厳格すぎて柔軟性に欠けている場合もあります。予定と違っても、要望に合わせて必要なときに必要な数だけ届けてくれるような柔軟性があると便利です。また、オプションを含めてチェックしておくことも大事です。入荷した商材の写真撮影や採寸などがオプションとして付いている場合があります。このように、物流のメインである運搬や保管以外のポイントにも気を配りましょう。

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■自社に適した物流会社選びを

物流会社といっても、立地や管理方法、サービス内容などはさまざまです。また、物流会社によって契約する際の条件も異なります。そのため、やみくもに選んでしまうと、委託した後にあまりメリットを感じられないかもしれません。そのような事態を避けるには、自社の業種や扱っている商材などを十分に考慮することが大切です。そのうえで、「商材の配送を早めて顧客の満足度を上げる」など、何のために委託するのかを明確にしましょう。事前にこのような分析をしっかりとしておくと、物流アウトソーシングを活用しやすくなります。ぜひ今回紹介した3つのチェックポイントを参考にして、自社に適した物流会社を選んでください。

 

 

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