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ECサイト運営者必見!入庫業務などのアウトソーシング

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投稿:2018/07/06 更新:2023/08/29

 

ECサイトの運営には、入庫から出荷、在庫管理などさまざまな業務が伴います。どれも利益を生み出すためには欠かせない作業ですが、取扱商品が多ければ多いほど業務量が増えるのは悩ましい問題です。そこで活用したいのが、手間のかかる業務を委託する「物流アウトソーシング」。そもそもどんなサービスなのかといった基本的な情報を踏まえ、物流アウトソーシングを利用するメリットや具体的な委託可能業務について解説していきます。

■覚えておこう!アウトソーシングとは何か

「アウトソーシング」という言葉を初めて耳にするという人も多いのではないでしょうか。実は、このアウトソーシングを使いこなすことによって、ECサイト運営の効率を更に高めることもできるのです。

そもそもアウトソーシングとは、企業が行っている業務の一部を外部の専門業者に委託するという手法のこと。アウトソーシングを行うことで、その業務にかかっていた時間と労力を節約できるだけでなく、専門業者に委託することで専門性の高い業務が可能になります。ECサイト運営以外でもさまざまな分野の業務において、アウトソーシングは幅広く活用されています。特定の業務において時間や労力を節約したい場合、もしくはノウハウに乏しいため専門家に代行してもらいたい場合などに利用しましょう。

ここまで聞くと、「アウトソーシングと派遣社員は何が違うのか?」という疑問を感じる人もいるかもしれません。派遣社員を招いて業務を任せる場合、企業が派遣会社と契約を結んで特定の派遣社員を企業内に受け入れます。派遣社員と企業の間に雇用関係はありませんが、正社員が派遣社員に業務の内容や進め方などを直接指示し、進捗状況の管理も行うことが可能です。これに対し、アウトソーシングは該当業務を全て外部に委託します。正社員が業務のプロセスや進捗管理を委託業者に指示することはできず、成果を受け取って評価するに留まります。つまり、派遣社員は「人材」を提供するのに対し、アウトソーシングは「委託された業務の成果」を提供するものだと言えるでしょう。アウトソーシングを検討する場合は、業務内容をよく考えたうえで、どちらが適しているかを判断しなければなりません。

ECサイトの場合、主に入庫や配送など商品の取り扱いに関する業務を委託する「物流アウトソーシング」が一般的です。商品の管理や顧客に商品を発送するというのは重要な業務ですが、一方で運営者が指示した通りに作業すれば良いだけのシンプルな業務でもあります。このため、特にアウトソーシングに適した業務となっており、数多くの物流アウトソーシング業者が存在しています。

■物流をアウトソーシングするメリット

EC運営において物流アウトソーシングを利用するメリットと言えば、やはり「業務の効率化」が挙げられます。ECサイトにはさまざまな業務が存在しますが、収益を上げるためには管理業務だけでなくマーケティングや販売促進など他の業務にも力を入れなければなりません。入庫や在庫、配送などの管理業務をアウトソーシングすると、運営者は煩雑な作業を気にすることなく他の集客力アップのための業務に集中することができます。

また、アウトソーシングなら状況に応じて一時的な利用に留めることができるため、派遣社員を雇用するのと比べて継続的な人件費がかかりません。繁忙期や他の業務に集中したい時期だけアウトソーシングを利用することで、コストを削減することができるのです。もし派遣社員を雇えば、毎月の給与はもちろん採用活動や教育、福利厚生に退職金などさまざまなコストが必要になるでしょう。この点、アウトソーシングなら必要なときにだけコストをかければ良いのです。固定費を流動費に変換できるというのは、EC運営に限らず経営という視点で見ると大きな魅力です。

さらに、ECサイトで利用するアウトソーシングは、物流のプロがサービスを提供していることが多いです。物流に関して高いノウハウとスキル、ネットワークなどを備えているため、安心して業務を任せることができます。ECサイト運営者が自分で物流業務を行うのと比べ、専門的な能力を持ったプロが行うことでサービスの品質の向上や安定化へとつなげることも可能です。たとえば、保管場所が無かったり梱包が難しかったりして自社では取り扱えなかった商品も、専門の業者へアウトソーシングすることで配送できる可能性もあるのです。これによりECサイトでの取扱商品の幅を広げ、収益をアップさせることもできるでしょう。

このように、物流をアウトソーシングすることで生産性の向上やコスト削減、プロならではの専門性の活用などさまざまなメリットが得られます。いずれも業務を効率化させて収益のアップにつながる可能性があり、単純に業務の手間を省くという以上の効果が期待できるでしょう。アウトソーシング業者の契約プランなどによっても異なりますが、基本的には一時的な利用も可能なので、一定期間だけ試すことができるという点も魅力的です。なかなかECサイトの運営がうまくいかないと悩んでいる場合は、これらのメリットをよく検討して試してみると良いでしょう。

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■ここまでできる!アウトソーシング可能な物流業務

物流のアウトソーシングでは、さまざまな業務を専門業者に任せることができます。実際にどんな業務を委託できるかは業者にもよりますが、一般的には入荷や保管、梱包に出荷などの基本的な業務がアウトソーシング可能です。この他にも、入庫検品やピッキング、流通加工などを請け負っている委託業者も多く、ECサイト運営者のニーズに応じて使い分けることができます。

具体的な業務内容を説明すると、入荷や入庫検品は仕入れた商品を保管場所で受け取り、数量や外観に問題がないかチェックするものです。保管はその名の通り商品を倉庫などで保管し、管理システムを用いて在庫の数やロケーション管理などを行います。流通加工は、値札やタグ付けをしたり袋詰めにしたりして商品を実際に販売できる状態に整えること、ピッキングは注文があった商品を倉庫などから正しい数量分取り出すことです。梱包と出荷は発送代行とも呼ばれ、商品の性能を損なわないように梱包し、ECサイト運営者から指定された配送業者の伝票を貼って発送します。

これらの業務を専門設備の整ったアウトソーシング業者で一元管理することで、時間や労力をかけずにスムーズな入出荷が可能になります。ECサイト運営者にとっては作業の効率化が図れ、顧客にとっては注文した商品をスピーディーに受け取れるため双方にとってメリットが大きいです。

■物流業務をプロに任せよう!

どんなに収益を上げているECサイトでも、物流に関するシステムや設備は物流の専門業者には及びません。ECサイト運営者はサイトの運営に力を注ぎ、物流業務に関してはプロである物流アウトソーシング業者に委託しましょう。高い専門性とノウハウを持っている物流アウトソーシング業者であれば、知識や設備を活かしてECサイト運営者では実践できないような商品管理も可能です。アウトソーシングによって物流業務の質を向上させることができれば、顧客満足度も更に高まることでしょう。そのためには、物流アウトソーシング業者をしっかり見極めることも必要不可欠です。業者は日本各地に数多く存在しており、それぞれサービスや設備などに特徴があります。それらの選択肢の中から自社に最適な業者を見つけ、正しく活用していきましょう。「物流面で問題を感じている」「サイト運営のステップアップを目指したい」という運営者は、さまざまなメリットのある物流アウトソーシングの活用を検討してみてはいかがでしょうか。

 

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